大丸松坂屋百貨店| ビジョンと戦略

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百貨店はもっと変化し、進化する~新百貨店モデルの具現化

新百貨店モデルの展開

J.フロント リテイリングは、マーケット対応力の強化とローコストオペレーションへの構造転換の実現に向け、新百貨店モデルの構築を進めています。具体的には、百貨店が本来得意とする中級から高級ゾーンの品揃えの維持・強化に加え、「ライフスタイルのカジュアル化」「節約志向・価格志向」というマーケットの大きな流れの変化に対応すべく、それぞれの店舗において、店舗戦略の明確化と徹底をはかる中で、対象顧客層の拡大と品揃え幅の拡大、新たな売場開発の推進とともに、高効率経営体制の実現に取り組んでいます。

百貨店はもっと変化し、進化する~新百貨店モデルの具現化

CASE.1 カテゴリーとチャネルの枠を越える

大丸京都店 『Amuse Beauté』

Amuse Beauté
お客様にとって魅力的な店舗とは、どんな場所なのか?私たちは、お客様に新しい価値を提供できる売場づくりにあると考えました。これまでの化粧品・雑貨・食品というカテゴリー別の分類から脱却し、従来の流通チャネルにとらわれない売場づくりに挑戦しました。
『Amuse Beauté』は「化粧品売場」や「コスメショップ」ではなく「ビューティショップ」と位置づけています。お客様の美容に対する関心は、化粧品やエステティックだけでなく、食や睡眠、入浴、スポーツなど、さまざまな分野に広がっています。また、当社のデータによると、ご来店いただいているお客様のうち、店内で化粧品を購入しているお客様は、わずか20%にすぎないということがわかりました。百貨店以外のチャネルにも、お客様の支持を得た優秀なブランドがたくさんあるということです。
そこで、化粧品だけではなく、からだの中からきれいにするインナービューティやヘアケア、ボディケアなど、お客様の“キレイをかなえる”アイテムを幅広く取り揃えました。また、百貨店で取り扱っているアイテムだけではなく、ドラッグストアやバラエティショップ、通信販売で人気のブランドやヘアサロン専用ブランドなど、チャネルの壁を越えて品揃えしています。
Amuse Beauté

CASE.2 歴史と時代の枠を越える

京都・祇園町家プロジェクト

1717 年、大丸は京都・伏見で呉服商として産声を上げました。
政治の中心が江戸に移っても、依然、京都は文化の中心であり、 経済力を背景に、町人がその担い手として台頭した活気あふれる時代。 大丸は、現在まで受け継がれる「先義後利」の理念のもと、存在感を増していきました。 京都ではお客様から親しみをこめて「大丸さん」と呼ばれていることも、 人々の暮らしとともに歩んできた、私たちならではのエピソードでしょう。

昭和、平成と激動の時代を経て、大丸は 2017 年、創業 300 年を迎えました。 その周年事業における地域貢献の一環として手掛けるのが、 京都・祇園の「町家プロジェクト」です。 外観が特徴的な京町家は、大丸がちょうどこの地に誕生した 江戸時代中期に形成された建築様式で、今も市内には 5 万軒弱が現存。 その多くが住宅や事業施設として利用されています。 一方で、約 1 割が空き家化しており、老朽化する町家の「保存」と「活用」は、 町の大きな課題ともなっています。

私たちは今回、特に多くの町家が現存し、美しい町並みが広がる祇園において その歴史的価値の保存と次世代への継承を目的に、多彩な企画を展開していく予定です。 町家の再生・活用とともに、町そのものを活性化させ、 日本、そして百貨店ならではのおもてなし文化を、世界に向けて発信していきます。 300 年の永きに渡って京都に寄り添い、 ともに歴史を育んできた大丸だからこそできるプロジェクトだと確信しています。

京都の美しい祇園・町家を舞台とした世界で一つだけの特別な場所を是非一度訪れてみてください。

京都・祇園町家プロジェクト

写真:太田拓実
大丸京都店 祇園町家

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